節水シャワーヘッドの仕組みはどうなっているか？

節水シャワーヘッドは節約のために使われます。シャワーで使う水の量を少なくするだけでなく、お湯を沸かす電気やガス代の節約にもなり、メーカーによっては大きな効果を出すものもあります。同じ時間水を使ったとして調べてみると、一般的なシャワーヘッドよりも65%少ない水の量になっていました。これは発売されているほとんど全てのシャワーヘッドで得られた結果で、このことからも効果がよくわかります。

ではこの節水シャワーヘッドはどのような仕組みになっているかというと、外観は蛇口から流れる水をヘッドまで運ぶホースとヘッドの組み合わせで、一般的な製品と変わりません。異なるのは散水板と呼ばれる水が出る面の穴が小さいことです。穴が小さいと流れ出す水の量は少なくなり、節約になるのです。製品によってはヘッドに水を止めるスイッチやシャワーの圧を調整するレバー、水流切り替えレバーがついているものもあります。

これらの機能がヘッドについていると、使用中に水流やシャワーの圧を変える時に蛇口付近に手を伸ばす必要がなく、手元で変更できるので時間の短縮になり節約できるのです。もちろん全ての製品にこの機能があるわけではなく、節水シャワーヘッドを購入する時にはこの手元で操作できる機能のあるものを選ぶことをおすすめします。流れる水流には通常のシャワーだけでなく、水が体に当たる面積を小さくしたジェットや霧状のミストと選ぶこともでき、手元で操作できるこのタイプは便利です。